秦 登志子　

3年前、両親から「会社を継いでほしい」と言われ、サラリー マンから一転、会社を継ぐことになりました。経営者として何から学べばいいのか、何をしたらいいのか悩んでいた時に平松産業（株）平松　社長と出会いました。「あんた何でも相談できる友 達おる？」「私ら同友会というところで勉強しとるんやに!」「困ったことがあったらいつでも言っておいで」と言っていただきました。 初対面にもかかわらず親切なお声掛けをいただき、びっくりしました。同友会のウェブサイトを見せてもらうと、先輩会員様の「毎月の例会に参加するのは 大変でしたが、同友会無しには今の会社はない」とのコメントがあり、その言葉に惹かれて入会を決意しました。

規模の小さい弊社と他の大きな企業様との格差を感じ、場違いなところにきているの かも!? と恥ずかしくなることもあります。それでも例会やグループ会に行くと必ず学びがあります。 あるとき、「仕事が楽しいって何?」「仕事は辛いもんや!」の投げかけがありました。私の頭にはその言葉がずっと残り、今でも度々考えます。
・自分たちのアイデアや意見を言い合える会社
・社員が一緒に働こうと誘えるような会社
そんな会社にしたい。そのためにはどうしていったら良いのだろうと考えるようになりました。

グループ会では本音をざっくばらんに話すことができます。ある先輩会員さんが私の不安を察してか 「一つでも変えれたら、それがあなたの成果」「例会に来たら見えてくるものがあるから 大丈夫!」と言ってくださいました。とても救われた気持ちになり、今はそのお言葉を励みにしています。

同友会の活用は例会やグループ会だけではありません。名刺交換させていただいた会員の方のホームページを拝見すると、いろんな取り組みをされています。そこからもまた学びがあり、真似させていただくこともあります。
「少しずつでも変えれたら、それが私の成果」と自分を励ましながらやっています。
私にとって同友会は、他の方の体験を聞かせていただくことで自分に足りない経験を少しでも補ってくれるところであり、たくさんのヒントをいただけるところです。

私を紹介してくださった方は「 ZOOM で他の支部の例会にも参加できるので、良いように活用できると思いますよ」とおっしゃっていたので、いろんな活動に参加しています。もしも入会を迷っている方がみえたら、私も同様におすすめします。 今はまだ社長ではないので、思うように出来ないもどかしさはありますが、同友会で得た ものをいつか発揮できるようにしたいです。