観光動向の分析を自社事業へどのようにつなげていくか
こんにちは。
三重同友会事務局です。
昨年の12月16日(木)、南勢支部12月例会を開催しました。
テーマは「コロナ禍における観光産業の現状と今後の対策」~アフター&ウイズコロナの観光戦略~。
報告者は、丸文ビル管理(株) 代表取締役 西尾 新氏でした。
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ご参加いただいた南勢支部会員の藤村喜成様(伊勢日軽アルミ建材(株) 代表取締役社長)より感想報告を頂きましたのでご紹介いたします!
2021年12月16日南勢支部12月例会が開催され、支部会員の丸文ビル管理㈱代表取締役西尾新氏に「コロナ禍における観光産業の現状と今後の対策」をテーマに観光戦略について報告いただきました。
宿泊数や入れ込み数の観光動向を分析することで、観光産業発展のための仕掛けや仕組みづくりに生かします。伊勢志摩の特徴はリピーター率が多く、さらなるリピーター率のアップが課題の発見であったり、コストをかけない観光トレンドに、どこにお金をかけるのか見えてきたことなどの解説で分かりやすい内容でした。
コロナ禍でのトレンドは、人との接触が少ないキャンプ・グランピングが人気となり、高級ホテルは実際は影響が少なかったこと、宿泊施設から外に出ないなどの行動の変化など、 アフターコロナの予測につながります。生活のスタイルが変わり、以前の状況に戻るのは8割ぐらいで、富裕層をターゲットとした高級宿泊施設は変動が少なく、中間クラスは厳しい。グルメ分野は相変わらず人気を誇りますが、気候変動によりアワビ、カキの不漁など食材調達に支障が出ていることと、全国的な問題ですが運営スタッフの人手不足将来まで影響を与えそうです。
今後は、インバウンド、修学旅行、ワーケーション、ストーリー性やキーワードの情報発信が重点課題でありそれぞれの取組を説明いただきました。修学旅行の企画のひとつは、サミットで有名になった「志摩観光ホテルテーブルマナーのコース」です。大好評で次年度も学校から予約済みです。ホテル側としても修学旅行だけの一過性のものでは無く、修学旅行後も保護者も含め家族のレストラン利用、将来の思い出リバイバル需要につながるという効果もついてきます。
この事例に限らず、伊勢志摩エリアにとって観光による地域各分野への経済効果は大きく、このポテンシャルが大きい伊勢志摩観光分野の深堀を自社事業へどのようにつなげていくかが各社のテーマだったと思います。
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たしかに南勢地域にとって観光分野の経済効果はどの業種にとっても大きいので、観光分野の動向はつねに注視していく必要がありますね。
とくにコロナ禍では観光客の価値観や行動、お金の使い方が大きく変わった点が重要です。
自粛や行動制限など負の側面もありますがコロナ禍で新しく生まれたニーズに目を向け、自社の事業のありかたも作り直していきたいですね。
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