2023年は高価格戦略!│南勢支部1月例会

1月12日(木)、二冨士にて南勢支部1月例会を開催しました(^^)/

今回は、講師に(株)事業承継アドバイザー 代表取締役 伊藤 隆氏(北勢支部会員)をお招きし、『2023年 経済の展望と経営課題』というテーマでお話しいただきました。

2023年は高価格戦略!

2022年は、世界的にインフレが高進した一年でした。そうした中、消費者の意識や行動にも大きな変化が生じています。例えば、百貨店では、客数が減少したものの、購入単価が上がり、売上高は新型コロナ感染拡大前の水準に戻っているといいます。上質なものを買いたいという消費者意識が根強く、顧客獲得のカギは、「マスから個」へと移り変わっているようです。

このような背景を踏まえ、伊藤氏は、これまでの「コスト削減・低賃金型経営」から、「付加価値拡大・高賃金経営」へとマインドチェンジすることを提案します。

コスト上昇分を価格に転嫁し、従業員の給料アップを行い、人材確保・業績向上・給料アップの好循環を図る。値下げ競争を避け、薄利商売からまずは高利少売を目指し、さらには高利高売を目指すことが重要だといいます。

「師匠」と「弟子」

では、価値あるものを高価格で販売するためには、どうすれば良いか。

そのヒントとして、「商売人は顧客に有益な価値を提供する『師匠』であるべき」という考え方をご紹介いただきました。

価値あるものを売ろうとする時、お客がその価値を充分理解できるだけのリテラシーを持っていることによって、その価値はより伝わるようになります。違いがわかる人になればなるほど、「品質の高いものには、それなりの対価を払う」という意識になるでしょう。

そのため、商売人は顧客に有益な価値を提供する「師匠」となることが必要で、顧客(「弟子」)がまだ知らない価値を教え、顧客を育てていくことが大切になります。

「師匠」の存在により、顧客はそれまで知らなかった世界を知り、それを楽しむようになります。そして「価値のわかる客」が育つと、より高いものが売れるようになります。また「師匠」だからこそ、顧客の不安を消すことができ、価格が上がっても、他社より多少高くても「あなたにこの仕事を頼みたい」「あなたから買いたい」となるのではないでしょうか。

「自分のビジネスをアートにする」~参加者のご感想です~

それでは最後に参加者から頂いたご感想をご紹介しますね。

 

 

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