第42回定時総会を開催しました!
2024年4月24日(水)、プラトンホテルにて三重同友会第42回定時総会を開催しました。
総会では、2023年度の活動報告・決算報告、監査報告、2024年度の役員選任、活動方針案、予算案が提案され、いずれも承認されました。
2024年度は「人を生かす経営を地域に普及する」ことを軸に、会員同士が語り合い、学び合う場をつくる活動を中心に進めてまいります。引き続き、会員の皆さまのご理解とご協力をよろしくお願い申し上げます。
「1人1人が輝き、成長する組織へ」
記念講演には、株式会社イベント21の代表取締役社長であり、奈良県中小企業家同友会の副代表理事でもある中野愛一郎氏をお招きし、『1人1人が輝き、成長する組織へ』~結果が出せる仕組みづくりが経営者の責任~というテーマでご講演いただきました。
中野氏は波乱万丈の人生を歩まれてきました。10代の頃はヒッチハイクで日本を2周し、その後35ヵ国を放浪。26歳の時、イベント21創業者であるお父様が急逝し、創業以来16年間連続債務超過の赤字会社を継ぐことになります。
最悪な状態の中、中野氏は会社を生まれ変わらせるため必死で働き、1年で過去最高の経常利益を出すまでに組織を改革。コロナ禍でも業績はV字回復を果たしました。その原動力となったのが「人を生かす経営」だったそうです。
イベント21では一人ひとりの自主性を大切にし、挑戦を後押しすることで、社員の成長を促しているとのこと。定期的な新卒採用で若手を積極的に採用し、企業文化を軸にした共育で社員と共に理念・ビジョンを実現する組織を目指しているそうです。
また、障害者雇用にも積極的に取り組み、男女、健常者・障害者、国籍、年齢に関係なく、全員が活躍できる会社にしたいという想いが伝わってきました。
中野氏は同友会の活動にも精力的に取り組まれ、奈良同友会青年部の活性化や、全国の同友会青年部の組織化にも貢献。講演では同友会の成長と自社の成長がともにあることを示していただきました。
「you happy, we happy!」という理念のもと、「圧倒的に面白くて強くて良い会社を創って、夢と希望でこの世界を鼓舞する」という10年ビジョンを掲げる中野氏。人を大切にし、地域や社会を変えていこうと挑戦し続ける姿勢に感銘を受けました。
講演を聞いて、組織を変えるカギは「人」にあると再認識しました。トップの理念と行動が社員の主体性を引き出し、イキイキとした組織風土をつくる。一人では大きな変化は起こせませんが、全員の力を結集すれば、不可能を可能にできる。中野氏の実践は、まさにそのことを物語っていましたね。
続くグループ討論では、「社員が輝く組織にするためにどんなことに取り組んでいますか?」をテーマに意見が交わされました(^^)
三重同友会では会員外の皆様のゲスト参加を大募集しております(*^^*)
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