尾鷲グループ3月例会 「ZTVが目指す新事業」

3月27日(月)19:00より尾鷲グループ3月例会を尾鷲商工会議所にて開催しました。今回は講師に(株)ZTV新事業推進部 課長 眞弓士清氏を講師にお招きし、『ZTVが目指す新事業』をテーマにお話しいただきました。

人口減少とともに世帯数の減少がすすむ状況から、現在の主たるTV事業が10年後には大きく衰退することを見越し、ZTVでは新たな事業づくりに取り組まれています。新事業においてはデジタル化を用いて地域の活性化や発展につながる事業を目指し、新事業推進部ではローカル5G事業やIoT事業を大きな柱として、地域の企業や自治体と連携を図り、様々な取組に着手しています。

眞弓氏からは、まず地域BWA・5Gの特徴や周波帯による違い、パブリック5Gとローカル5Gの特徴と違いなど通信における基本的な知識について説明いただき、それぞれを活用したZTVでの取組を紹介いただきました。

またIoT事業については、この分野の市場がすでに6兆円となっており、今後さら成長していく市場として注目されていることに着目し、地域DXの担い手としてIoTサービスを開始されました。ゼロからのモノづくりにあたり、お客様の課題やニーズのヒアリングを行い、社内で検討の上PoC(概念実証)を設定し、実践する中で修正を加えていき、精度を高めてみえます。

デジタル化やDXという言葉を目や耳にする機会は多くなりましたが、それによって何ができるのか、どういったことができるのか、イメージできることが少ないため、より多くの事例を知ることが取り組みをすすめる上での参考になります。またより能動的にデジタル技術を活用することで時間と余力を生み出し、新たな事業への展開を図ることがDX本来の意味でもあります。

今回ご紹介いただいたZTVの新事業に向けた取組は、そうした企業の相談をはじめ事業化への後押しするものでもあり、質疑応答の際には、地域の鳥獣害に対する相談や地域的な相談会の提案などいろいろな質問や意見が交わされました。

<参加者アンケートより>

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