尾鷲グループ2月例会 『夢古道おわせ~再建へのシナリオ』

2月13日(月)19:00より尾鷲グループ2月例会を尾鷲商工会議所にて開催しました。今回は講師に(株)熊野古道おわせ 支配人の野田憲司氏を講師にお招きし、『夢古道おわせ~再建へのシナリオ』をテーマにお話しいただきました。

もともと尾鷲出身の野田氏は、美術大学への進学を機に上京し、卒業も番組制作の美術スタッフや美術講師を務めた後に、(株)ミナシアに就職し、ホテル支配人や運営企画などを担当され、地域企業との連携や様々なイベント企画、SNSを活用した情報発信などによる集客などに取り組まれ、ホテルのブランディングや売上ベースの構築などに大きく貢献されました。そうした中、昨年10月に(株)熊野古道おわせの新たな支配人に就任され、夢古道おわせの再建に取り組まれています。

夢古道おわせは2006年の開設以来、尾鷲海洋深層水を使用した全国的にも珍しいお風呂。しかし時が経つとともにそのメリットや認知度が低下しており、施設の老朽化もすすんでいる。加えてコロナ禍による地域への観光客流入が減少、光熱費の高騰など様々な課題が山積する中、再建を託された野田氏は、夢古道おわせのブランディングに向けての情報発信や施設及び近隣の整備に地域企業との連携などに着手。また改めて地元尾鷲に帰って気づいた地元の魅力を活かした商品・サービスの展開に向けて準備をすすめてみえます。

地域の課題解決にも向き合いながら、地域で必要とされる・地域とともにあり続ける施設を目指して、変革に挑戦されている野田氏のお話しに、参加者からも地域愛に富んだ様々な意見やアドバイスや取組についての質問や提案などが活発に交わされました。

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