本ブログでは、経営計画を策定するメリットについてご紹介していきます。
経営計画とは?
経営計画とは、会社の経営目標を定量的・定性的に設定し、それを達成するための行動計画を明文化することです。
経営計画を立てることで、目指す方向性と数字を全体で共有し、現実とのギャップを埋めていくことができます。
多くの中小企業の「ヒト・モノ・カネ・情報」といった経営リソースは限られています。
限られた条件の中で目指すべき方向に会社を進めるためには、経営リソースをムダにせず、効果的なところへ集中させるため、経営計画を立てて進むことが求められます。
経営計画を作成するメリット
つづいて経営計画作成のメリットを 3 つご紹介します。
①自社が置かれている現状を把握できる
経営計画は、自社が抱える内部環境や外部環境の課題を洗い出すことができます。
内部環境と外部環境がしっかり分析できれば、自社のおかれている現状が把握でき、自社の強み・弱みも明確になります。
自社・競合・顧客を分析することにより市場機会を発見することもできるでしょう。
②取り組むべき課題が明確になる
経営課題がはっきりすれば、取り組むべきことが明確になります。
課題解決のための戦略を考え、重点目標を定めたうえで、具体的なアクションや達成すべき数値を検討します。
今後の具体的なアクションや達成すべき数値が明確化されると、詳細な行動計画が立やすくなり、成果測定もしやすくなるでしょう。
③社員が考えて行動できるようになる
経営計画を策定すると、経営陣だけでなく現場の社員と一体となった取り組みを行うことができます。
経営計画の策定には社員も携わり、社員が自ら考えて、行動計画を作成していきます。
これにより社員一人一人に自ら考え創意工夫する姿勢が生まれることが期待できます。
経営計画を全社的な取り組みとすると、生産性の向上にもつながるでしょう。
経営計画がないとどうなるの?
では経営計画がないと、どのようなデメリットあるのでしょうか。
経営計画がないと、今行動すべきことが曖昧になり、行き当たりばったりの経営に陥ってしまう可能性があります。
ヒト、モノ、カネ、情報といった経営資源が分散し、そのことによって会社を目指すべき方向に導いていけないでしょう。
たとえ経営者の頭の中に経営理念や経営戦略があったとしても、社員と共有していかなければ、同じ目的に向かって社員が自ら考え行動することはできないのです。
三重県で経営計画を作るなら三重県中小企業家同友会の「経営指針成文化セミナー」がおすすめ
以上、今回のブログでは、経営計画を策定するメリットについて解説しました。
中小企業が成長するために経営計画の策定は不可欠です。
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第1回 オリエンテーション
第2回 現状分析
第3回 事業ドメインの設定
第4回 戦略目標を設定する
第5回 重点課題を決める
第6回 行動計画を立てる
第7回 経営理念を策定する
第8回 ワーク
第9回 発表会
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