経営の勉強をしようと思い立ったら何から始める？
「経営を一から勉強しよう」
そう思い立った時に、必ずぶつかる壁があります。
それは「経営を勉強するには何から手をつければいいんだろうか？」ということです。
なぜなら、経営で勉強しなければいけない分野は多岐にわたるからです。
せっかく勉強するなら、効果的な方法で学び、実際に活用できる知識を身に付けたいですよね。
そこで今回のブログでは、経営の勉強の仕方をまとめました。ぜひ参考にして頂ければ幸いです。
なぜ経営の勉強が必要？
最初に、なぜ経営の勉強が必要なのかを説明します。
経営者にとって、企業の進むべき方向性を決定することは、最も大切な義務であり責任です。
しかし経営者が考える企業の進むべき方向性が、全く見当違いのものであったらどうでしょうか？
全ての社員の行動がムダになってしまいます。
どれだけ実行力があっても、どれだけ優秀な社員が揃っていたとしても、行動の方向性が間違っていたら、結果をだすことができないのです。
企業の進むべき方向性を明確にするためには、仮説を立て正しい方向に社員を導いていかなくてはなりません。
そのための仮説力を高めていくには正しい経営の知識が不可欠です。
特に、経営者としての経験が浅い場合には、経営の知識が経験不足を補い、正しい判断をする確立を高めてくれるでしょう。
経営者が最初に勉強すべきこととは？
経営を勉強すると言っても、その範囲は多岐に渡ります。
また経営に関する情報は次から次へと最新のものに更新されていきます。
経営を学び始めたばかりの頃は、たくさんの情報の中から自分に必要な知識かどうかを判断することは難しく、情報に振り回されてしまうものです。
そうならないために、おすすめしたい学び方は「経営の基礎・基本」を学ぶことです。
経営の基礎・基本を理解した上で経営を勉強すれば、ものごとを考え判断するときの軸ができ、次々にアップデートされる情報に踊らされることもなくなるでしょう。
経営を勉強する方法３選
では一体、経営の知識を身に付けるにはどんな方法で勉強すればいいのでしょうか？勉強方法を３つに絞ってご紹介したいと思います。
①書籍
経営の勉強の仕方の一つに、本から学ぶ方法があげられます。
本は先人の得た経験から学び、疑似体験が積める点で経営の学習に適しているといえます。
現在のような変化の激しい時代には名著といわれる本から経営の基礎・基本を確認することが不可欠です。
また自社の経営を判断する際、他の経営者の成功や失敗の事例をいかすことができます。
②セミナー
経営を勉強する際、セミナーでの勉強も良い方法です。
セミナーに参加すると、講師が持っている独自のノウハウやまだあまり知られていない最新の情報に触れることができます。
また同じテーマであっても、さまざまなレベルや切り口での解説が聞けるので、興味や熟達度などに応じて自分に適したものを選択して参加できます。
セミナーを開催する多くの講師は、その道の専門家。専門家としての深い知見を聞けたり、専門家ならではの独自の課題解決の方法を知れたりするなど、視野を広げられるポイントが豊富にあります。
③経営者団体
経営者団体での勉強も一つの方法です。
経営者団体では、セミナーや会社見学、メンバー間での勉強会などが用意されています。
一番のメリットは「生の情報」に触れて勉強することが出来ること。経営者の本音や生の情報は、本やセミナーでは得ることができない価値のある学びになります。
普段知り合うことのない異業種の経営者たちと交流ができることも、メリットの一つです。
異業種の話を聞き自社に落とし込んで考えることで、課題解決の方法がでみつかったり、斬新なアイデアが浮かんできたりするものです。
実際に経営を実践している他の経営者の考え方に触れたり、実際に質問したるすることはより実践的な学びにつながります。
まとめ
以上、今回のブログでは、経営の勉強の仕方や知識の身に付け方についてご紹介してきました。
今回は３つの方法に絞ってご紹介してきましたが、それぞれにメリットがあり、自分に合う勉強の仕方を探っていくことが必要です。
また一つの方法だけでなく、複数の学び方を組み合わせることで、より学びが深くなることと思います。
三重県で経営を学ぶなら、三重県中小企業家同友会をチェックしてみてください。
三重県中小企業家同友会では、経営者の様々な課題や悩みに応じた学びの場を創ることを通じて経営者の成長を応援しています。
また今回ご紹介した３つの勉強法を網羅しています。書籍から経営の基礎・基本を学ぶ読書会、経営者の「生の情報」を聞き参加者で討論して学びを深めるセミナー、そして異業種の経営者の交流などコンテンツが充実しています。
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