【中勢支部6月例会】「企業変革支援プログラム・ステップ1」で自社の状況をふりかえりました!!
「企業変革支援プログラム・ステップ1」の特徴と活用法
6月10日(木)は中勢支部例会でした(*^^*)
今回の例会では、同友会独自の経営診断ツール「企業変革支援プログラム・ステップ1」を実施し、自社の経営の現状をふりかえるとともに、その後のグループ討論を通じてお互いの経営課題に向き合い、会員同士の理解を深め合うことを目的としました。
まずは、経営変革支援プログラム・ステップ1の特徴をまとめますね▽
●良い会社づくりの診断
経営変革支援プログラム・ステップ1は、
[1]経営者の責任
[2]経営理念を実践する過程
[3]人を生かす経営の実践
[4]市場・顧客および自社の理解と対応状況
[5]付加価値を高める
の5つの大きなカテゴリーの下に、それぞれ4~5項目の小項目があり、それぞれの項目について、「認識していない」から「最適化されている」まで6段階の成熟度レベルで自己評価していきます。
診断には同友会が培ってきた「労使見解」や同友会3つの目的(「よい会社をつくろう」「よい経営者になろう」「よい経営環境をつくろう」)が反映されていて、これらの視点から良い会社づくりの成熟度をはかることができます。
●自社の状況のふりかえり
ステップ1の目的はあくまでも自社の経営状況のふりかえりを行うことです。診断結果の偏りから経営課題に気づくことができ、これをもとにグループ討論を行えば、自社の課題解決へのヒントがみつかるかもしれません。「高得点=良い会社」と判断する基準に使うのではなく、現状を認識し、経営課題や自社の変化を認識することに活用すべきツールです。
●多様な活用法
ステップ1には多様な活用法があります。たとえば年に一度定期的に診断して、自社の変化を認識する。また幹部社員と一緒に実施して現状に対する認識の違いを浮き彫りにする。さらには今回のように支部で実施して共通の課題を発見することもできます。
経営課題を共有
例会では、平松支部長が設問を一つ一つ読み上げながら、ステップ1の回答を記入しました。
中勢支部では2年前にもステップ1を実施しています。
その時のグラフと比較して
「表が大きくなっている」(成熟度があがっている)
とのお声も挙がっていました(^^)/
そして、その結果をもとにグループ討論へ。
グループ討論の結果、
・組織づくりには人財の育成が必要不可欠。そのためには核になる人をまずは育てていきたい。
・経営理念の浸透が課題。
・幹部社員と一緒に実施して認識のずれを把握したり、以前の結果との比較に意味がある。
などのご意見が。
グループ討論で経営課題が共有でき、充実した意見交換ができました^^
中勢支部では今後も定期的にステップ1を実施して、自社の経営をふりかえるとともに支部に共通した経営課題を抽出する機会にしていきたいと考えています(^^)/
「理念・計画などを成文化できるよう努力する」~感想シートより~
最後に参加者からいただいた感想の一部をご紹介しますね!
次回の中勢支部例会は7月8日(木)、(有)丸井食品三重工場 専務 西山 典孝氏が報告を行います♪
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