こんにちは(*^^*)
三重同友会事務局です。
10月14日(木)、中勢支部10月例会を開催しました。
今回は 番頭舎 代表 服部 巨氏 を講師にお迎えし、『中小企業がSDGsに取り組む意義って何?』~未来から選ばれる会社になろう~をテーマにお話しいただきました。
SDGs実践のカギは社内浸透にあり
「実際SDGsの取り組みって何から始めたらいいの…?」
今回の例会は、こんな中勢支部幹事の疑問からスタートしました。
そこで、「まずはわれわれ中小企業がSDGsに取り組む意義について考え、取り組みを始めるきっかけをつくろう!」
そんな思いで服部氏にご講演をご依頼しました。
ご講演では、 SDGsの世界観や考え方についてご紹介いただいた後、SDGsの重要キーワードとして下記の3つをご紹介いただきました。
①地球規模
他社の解決策が自社でも生きる、発展途上国の課題の解決が先進国のある地域の課題の解決にも役立つというように、地球規模で課題解決していこうというもの。
②バックキャスト
未来のある時点に目標を設定しておき、そこから振り返って現在すべきことを考える方法。2030年に ゴール(目標)を達成するための逆算して今なにをやらないといけないのかを考え実行する。
③誰一人取り残さない
何かを得るために何かが失われる「トレードオフ」の関係から、両立が難しい2つ以上の関係を両立させ、新しい価値を創出する「トレードオン」の関係を目指すことが必要。
3つにクローズアップして理解することで、 SDGsが目指しているゴールがより明確に。
そして企業が SDGsに取り組む理由には下記の4点を挙げて詳しくお話しいただきました。
①SDGsは業務・雇用にも影響する
中高生や大学の授業の中でもSDGsを詳しく学んでいて、社会性に乏しい企業は、学生たちから就職先として選ばれなくなっている。
②社会との関係性向上
CSR調達への適合力を高めることは、SDGs時代の生存戦略となる。
③企業の認知度をアップする
SDGsの取り組みと合わせて自社の商品やサービスなどをアピールすることで、多くの人々に企業の存在を知ってもらえる可能性が高まる。
④新規事業の創出
消費者のニーズを知ることにつながる。また社会の課題に触れる機会が増え、その課題を解決する事業が生まれる。
データや具体的な企業の実践事例もあわせてご紹介いただき、その重要性をより深く学ぶことができました。
実践事例をご紹介いただいた際には、SDGsの価値観や取り組みが会社全体に浸透していることが何より重要だということをご説明いただき、参加した会員はその実践の仕方について多くヒントを得ることが出来ました。
会場の様子▽
「社内で浸透できるよう勉強会の議題として少しずつ取り組んでいきます」~参加者のご感想より~
それでは最後に参加者のご感想をピックアップしてご紹介しますね▽
三重同友会へのお問い合わせ、ゲスト参加はこちらから↓↓